
「3.9+5.1=9.0」に対して、1点の減点が付けられています。
これは推測するに、「3.9+5.1=9」が望ましかったということなのでしょうか?
これには「kennel」さんも、『.0の有効数字に意味があるというのに全く訳がわからない』とツイートされています。
※ちなみに有効数字というのは、「ある測定結果をその測定精度に合わせて表示するために必要な数字の桁数」と定義されています。
有効数字について 測定値の取扱いで大切なことは,計算では(特に電卓)大きな桁数になっても,実際に数値として意味のあるデータとするためには何桁までの数値を取るかと言うことである。
出典 http://ms-laboratory.jp
これにはTwitter上でも議論が巻き起こり、投稿されたツイートは4日で14,000RT(リツイート)されるほど注目を集めています。見た人の多くは…
「そこは0でOKだと思う」
「自分が教師だったら○ですよ!!」
「なぜ減点なのか…。むしろ花丸だろうに」
「なぜ子供に説明のつかないトラウマをすり込むかなぁ〜w」
「こんな些細なことで算数嫌いを増やさなくてもいいのに…」
など、「kennel」さんの意見を肯定するリプライが多いようですが、ここで姪っ子の使っている教科書を出版している『東京書籍』の見解を見てみましょう。
出版社『東京書籍』公式ページのQ&Aから抜粋

※写真はイメージです。
Q.「1.2+2.8」の筆算において、答え4.0の「0」のみを斜線で消し、小数点は残したままにしている理由を教えてください。
出典 https://www.tokyo-shoseki.co.jp
なるほど、これは今回議論されている内容にぴったりの質問ですね。
果たしてこちらに対しての東京書籍の回答は…
筆算について、正式な基準や方法が定められているわけではなく、児童の実態などに応じて柔軟にご対応いただいて差し支えないと考えています。要は、「答えは4である」ととらえることができればよいのであって、例えば、「斜線を用いて0を消去していないから誤りである」とか、「小数点を斜線で消去したから誤りである」などといったことは全く意図していません。
出典 https://www.tokyo-shoseki.co.jp
筆算の手続きに従って計算すると、結果は4.0となります。ここでは、有効数字については考えませんので、4.0と4は同義であり、児童にとっても、筆算から得られた「4.0」から、「答えは4」とするのが自然です。
「0」をそのまま残した場合、「小数の計算において,小数点以下が『0』になるときには、4.0と答えなければならない」との誤解が生じる可能性、また、小数点があることを忘れ、「答えは4 0」という誤答が生じる可能性に配慮し、0を斜線で消去することとしました。
出典 https://www.tokyo-shoseki.co.jp
筆算には正式な基準や方法が定められているわけではありません。教科書紙面は、上述のような考え方に基づいて扱っていますが、斜線を用いた消去の表現について児童から疑問が出された場合には、その内容に応じて柔軟に対応していただくのがよいと考えます。
出典 https://www.tokyo-shoseki.co.jp

こうやってみると、「9.0」という回答が減点されるのには違和感がありますね。
とはいえ、もちろん採点をした先生にも何か理由があるかもしれないので、それを聞いてみないことにはなんとも言えませんが…。
ただ一つ言えることは、この出来事をキッカケに、姪っ子さんが算数嫌いにならなければいいなと思います…。
この採点結果、あなたはどう思いますか?
