4月14日と16日に震度7、震度6強を観測した「熊本地震」。現在も余震が続き、避難所生活を余儀なくされている方がた沢山いらっしゃいます。
避難所では避難してきた住民の方たちのために市役所や町役場などの職員の方、ボランティアで活動する学生などが日夜働いています。ニュースでは報道されない現実。住民のために働く方々の苦悩がTwitterで注目を集めています。
熊本県立大が避難所を閉鎖で非難集中
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熊本市は同大を一時的な「避難場所」としていますが、長期滞在が可能な「避難所」には指定していませんでした。大学側は「講義再開の準備のため」と閉鎖の理由を語っています。
熊本県立大学、避難場閉鎖!
講義再開の準備や長期的な避難場所と指定していない等の理由らしいけど、更なる災害も予想されるし、この緊急時に被災者へ出ていかせるって、余りに情け容赦ない処置。熊本県民だよ!県立大学か?酷い!— 佐々木 金哉 (@Kin89sa) April 18, 2016
県立大の閉鎖を擁護する声が多数
「県立大避難所を閉鎖」のニュースが流れた直後は非難する声が続出しましたが、その後「県立大の閉鎖は妥当」と擁護する意見が多数みられるようになります。
報道されない県立大で起きていた現実
https://twitter.com/kumiko0878/status/721310725495349252
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私が避難していた熊本県立大学が本日の正午をもって、避難所としての開放を終えます。そのことに対して、批判を言う方が多く居たので、私から見た県立大学を長文ですが文にしてみました。#熊本県の地震情報を配信しています pic.twitter.com/gYml0LcSAB
— えがわ なつ (@na2_vvvss) April 17, 2016
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熊本県立大学に避難してた際の実体験です。県立大は、今日18日の正午をもって、避難所としての機能を停止します。どうかご理解をお願いします。 pic.twitter.com/LDAlHLN06w
— みずき (@funifuniwry) April 18, 2016
県大に関わらず、善意で温泉や無料炊き出しをされているところでもこういったことが報告されています。
ボランティアしてくれてる人も被災者なんです。してもらって当然と思ってませんか?どうか、感謝の心を忘れないで。#熊本地震#拡散希望 pic.twitter.com/pyKQO4uRM1— haru.フォローはプロフを一読下さい (@maho96_226) April 18, 2016
避難場所の運営は、学生がボランティアで担当し、食糧配布や部屋の見回り、高齢者や障害者に配慮して部屋を分けるなど、避難場所を運営する学生の負担があまりにも大きすぎたのも閉鎖に踏み切る理由の一つと考えられます。
公式の避難所ではないため、役所の職員もいない、備蓄食料も救援物資も届かない。そんな状況の中、不安を抱えながらも懸命に働いた学生は素晴らしいと思います。
私の時もそうでしたが不安な夜にたくさんの人へ物資を回していたのも
温かいおにぎりを作ってくれたのも
すべて県立大生が行っていたことです
一人暮らしで実家に帰れない子や家に戻ることができない子が
恐怖を押し殺し周りの方々を支えるため奮闘していました— ひなこ@単冠湾提督 (@kiki_ri_hinak0) April 18, 2016
みんな被災者であることを忘れないで
震度7の益城町。見た目に一睡もしていないであろう町長と町議会議長が懸命に舵取りをしている。「被災している家族を顧みず、徹夜で苦しいはずの職員達は、誰も不平不満を言わず黙々と仕事をしている」と声を震わせていた。 pic.twitter.com/R5FyJcho3s
— 木原みのる (@kihara_minoru) April 15, 2016
いままで経験したことない未曾有の事態に誰もが肉体的、精神的にダメージを受けています。しかし、そんな状況下でも住民のために働いている職員、ボランティアがいます。その方々も被災者であることに変わりありません。少しの協力、感謝の言葉、これだけでも職員の方々にはありがたいことだと思います。
報道では被災住民のインタビューや生活がメインになりがちですが、多くの避難住民を支えているのは少ない職員とボランティアであることを忘れてはいけません。熊本から離れている私たちには報道では伝わってこない”現実”を知ることがとても重要だと思います。