【技術解析】VetraDAOの仕組みとは?報酬構造・スマートコントラクト分析と詐欺性リスク
最近SNSやLINE、Telegramを中心に広がっている「VetraDAO」。「紹介で稼げる」「日利0.3%保証」などの甘い誘い文句が拡散されていますが、その裏には複雑なスマートコントラクトとMLM構造が潜んでいます。本記事では、GitHubやブロックチェーン上のコード調査、そして第三者監査情報をもとに技術構造・報酬モデル・詐欺リスク
📘 VetraDAOとは?
VetraDAOは、「分散型金融(DeFi)」と「紹介制度(Referral)」を融合させたプロジェクトで、以下の特徴を持ちます:
- NFTベースの階層ランクシステム
- ステーキングでの報酬配布(高APR)
- 多段階の紹介報酬(最大7階層)
- スマートコントラクトによる資産管理
外見上は「DAO(分散型自律組織)」を名乗っていますが、実際には一部のコントラクトが中央管理型であると指摘されています。
🔍 技術分析:スマートコントラクト構造
GitHubやEtherscan上のコード(部分的に確認)に基づき、以下の要素が読み取れます:
- 報酬分配ロジック: 紹介者に最大7段階で報酬を配布する仕組み。契約アドレス内部で構造化されており、階層ごとに報酬割合が設定。
- 権限管理: 管理者権限(owner)が明確に存在。停止・変更・アップグレードが可能。
- Proxyパターンの実装: コントラクトの更新が可能であり、将来的にロジックを変更できる構造。
- 監査報告の要点: Cyberscopeによる監査では「スコア94」「Low Risk」評価。ただしMinor issueが6件未解決。
⚠️ 詐欺の可能性と典型リスク
以下の要素から、「投資詐欺(ポンジスキーム)」に類似する性質が確認されます:
- 紹介制度への依存: 新規参加者からの資金流入が報酬源であり、外部収益が不明瞭。
- 管理者コントロール: DAOを名乗っているが、実質的には中央集権型で、スマートコントラクトの更新が管理者に依存。
- 不自然な収益性: 「月利10%〜」を謳うスキームは、金融庁や消費者庁も注意喚起する典型的な詐欺特性。
- LINE・SNSでの個別勧誘: MLMの典型構造。実際に画像証拠も複数確認。
補足:2025年7月、一部X/Twitterでは「VetraDAOアジア部門が“詐欺との報道は虚偽”」と否定したとされますが、公的な法的認定やライセンスは確認されていません。
🛑 消費者庁・金融庁が注視すべき項目
| チェック項目 | 現状 |
|---|---|
| 運営チームの実名・実態 | 不明(匿名) |
| 金融庁/消費者庁登録 | 未登録 |
| 紹介制度の明示的説明 | 不十分 |
| 外部収益源の説明 | 不明 |
| トークン価格の安定性 | ボラティリティ高 |
✅ 結論:VetraDAOへの参加は慎重に
VetraDAOは技術的にはスマートコントラクトを用いた報酬分配設計を持ちますが、その構造はMLM/ポンジ型に非常に類似しています。匿名性の高い運営体制、不明確な収益モデル、中央管理権限の存在が投資判断を難しくしています。
慎重に調査・判断を行い、少しでも不審を感じた場合は、消費者庁や金融庁へ相談・通報することを推奨します。
📎 関連リンク・調査参考
- VetraDAO公式サイト:https://vetradao.io
- Cyberscope監査:https://www.cyberscope.io/cyberscan/VetraDAO
- Etherscanコントラクト:確認はこちら
- GitHub(確認済みだが活動少):https://github.com/vetradao