
「キンコン西野、泣いている赤ん坊を外に出す!」
「キンコン西野、酔っ払い客を帰らせる!」
などと書かれては、世間の皆様(ほとんどが劇場などに足を運んだことがない方々)から非難されますが、そんな時の世間の声には、僕は一ミリも耳を貸しません。おもくそ無視します。
その空間には、必死でバイトをしてチケット代を稼いだ中学生もいますし、日常生活がとても辛くて、『ライブ』という非日常に逃げ込んで来られた方もいて、僕が身体をはって守らなければならないのは、その人達です。
世間の評判や好感度など、どうでもいいです。

あと、「赤ん坊が泣いている」ということは、赤ん坊が何かしらのSOSを出しているのだから、親が一番助けてやれよと思います。お前が産んだ子だろ、と。
話を戻します。
もう一度言いますが、押さえておいていただきたいのが『お客様全員が神様とは限らない』ということ。
できれば、お客様全員と良い関係でありたいですし、お客様からしても、良い関係でありたいと思ってくださっているハズです。
しかし、酔っ払いや、泣きわめく赤ん坊を無視する親は論外として、無自覚で、罪の意識もなく、迷惑行為を働いてしまっている方が、ときどき見受けられます。
そこで今日は、「こんなことをしたら、演者から嫌われますよ」ということをアナウンスしたいと思います。ここを押さえておけば、より良い関係を築いていけると思います。
『ファンがやってしまう確実に嫌われる3つのコト』
嫌われる行動その①『自分で調べればいいことをSNSでタレント本人に訊く』

ライブの公演時間、ライブ会場の場所…それらは調べれば必ず出てきます。
当然です。チケットを売っているわけですから。
「時間を訊くことが目的ではなくて、『時間を訊く』という口実で、会話をしたい」という下心も骨の髄まで見透かされていて、その上で嫌われます。
タレントの本文はSNSの返信ではありません。出演している時間以外も、打ち合わせをしたり、稽古をしたり、文章を書いたり、インプットをしたりしています。
それこそライブ当日となると、それらのスケジュールが更に濃縮されて、猫の手も借りたいところです。
そんな事情を無視して、「何時開演ですかぁ〜?」ときた。
それが一件や二件じゃない場合、タレントは「っざけんなよ!調べりゃ分かんだろっ!」と思いながら、フォロワー全員に伝わるように引用リツイートで、誰か一人に、

と返します。
ここで終わっておけばいいものを、《嫌われるファン》という生き物は攻撃の手を休めません。
代表して返信をしたファン以外から、こういったコメントが届きます。

さきほどの「開演時間を訊いてきやがった」と合わせ技一本で『死ねばいいのに』が認定されます。
もう一度申し上げますが、タレントがライブ前におこなう返信は、何かしらの作業の手を止めておこなっているのです。
場合によっては、「台詞を覚えなければならないのに返信をしている」という方もいらっしゃるでしょう。
それでも、一人でも多くのお客様に足を運んでいただきたいからです。
しかし、これら全てに悪意が無いことは百も承知です。なので、今後は、
自分で調べられることは自分で調べましょう。
そして、そのタレントのことを本気で想っているのであれば、タレントさんのSNSの負担を少しでも減らしてあげましょう。
嫌われる行動その②『メッセージを入れずにFacebookの友達申請をする』

これはファンに限ったことではありませんね。
Twitterのフォローと違い、メッセージ無しの友達申請というのは、なかなか非常識な行為です。
まず、大前提として「友達じゃねーし!」というのがあるのですが、Facebookの『友達』というのは便宜上の名称なので、そこはさておき…
Facebookの友達申請には上限があることをご存知でしょうか?
たしか5000人とか何だとか。
ちょっと名の通ったタレントさんになってくると、5000人という数字には軽く到達してしてしまいます。タレントさんでなくても、幅広く仕事をされている方や、交遊関係の広い方も、そうでしょう。
そして、友達の申請が5000件に到達すると、なんと、もう申請ができなくなるのです。
その時、確実に発生する会話が、
「西野に友達申請を出したんだけど、なんか上限に達しているみたいで、申請できないんだよね」
「ごめん!今すぐ、よく分からない人からの申請を消すね!」
です。
そこからタレントは、よく分からない方からの申請をチェックし、「本当に関係のない人だろうか?削除して大丈夫だろうか?」とプロフィール欄をチェックし、念のためメッセージが届いていないかどうかをチェックし、そして削除します。
よく分からない方からの挨拶も何もない申請で、本当の友達と繋がることができず、あげく本当の友達と繋がる為に、なかなかの時間を奪われてしまいます。
Facebookのメッセージのない友達申請というのは、
その人が本当に繋がりたいと思っている人との間を割き、その人の時間を奪う行為
なのです。
もっと言うと、『人の時間を奪う』という行為は、『人の寿命を奪う』という本当に罪深い行為です。タバコの副流煙にギャースカ言うのであれば、この行為にも自覚を持つべきだと僕は思います。
とはいえ、少なくとも僕自身は、そもそも知らない人と繋がりたくてFacebookをしているので、知らない方からの友達申請は全然ウェルカムです。
ただ、マナーとして、当然ですが、「はじめまして」の挨拶はすべきだと思いますし、挨拶ができない方と友達になろうとは思いません。
これはタレントさんによって考えが違うと思うので、くれぐれも。

キングコング西野のFacebookはコチラ
嫌われる行動その③『恋人ぶる』

ときどき、覚悟を決めた表情で、涙まじりに、
「今日で西野さんのファンを辞めます!」
と謎の宣言をブチこんでくる方がいらっしゃいます。
まさか、「ちょっと待ってくれよ。いかないでくれよ!」を期待しているのでしょうか?

いや、辞めたいと思えば辞めればいいし、それはそれで引き留めたりはしません。「ちょ、待てよ」で引き留めるようなものではないからです。
なぜなら、恋人ではないからです。
『今日で、ファン辞めます』宣言は本当に要りません。
ときどき、「あなた、ファンだったの?」というような(「はじめまして」の)人からも言われます。ファン辞めます宣言で、ファンだったことを知るのです。
道でスレ違ったオッサンに、「今までありがとう。さようなら」と突然フラれるような感覚です。

辞めるなら静かに辞めてください。
あと余談ですが、応援しているタレントが綺麗な女優と熱愛していることが発覚した時に、
「結局、顔なのね」
と言うのは辞めましょう。
いつ、どのタイミングで、その女優に対して、あなたが中身で勝ったのですか?
綺麗な女優さんは、そのスタイルを保つ為に、食事と制限して、ときには眠い目をこすってヨガに通って、綺麗であろうと努力をしています。
たとえば、自分が少しでも太ってしまうことが、多くの人に迷惑をかけ、多くの人をガッカリさせてしまうから、いろんな節制をしています。
綺麗であることで、人を幸せにしようと努力されています。それも、その女優さんの中身です。
「結局、顔なのね」の言葉の根底にあるのは、「中身では私が勝っているけど」です。
よく言えたもんですね。
何も知らないのに、何も競っていないのに、「自分の方が勝っている」など、よく言えたものですね。
だめだ、だんだん腹が立ってきた。
ちょっと、一度、謝ってもらえませんか?
僕は友達にジャニーズもいますし、綺麗なモデルさんもいます。
たしかに皆、本当に素敵な顔をしています。それは、いろんなことを我慢して、本当に頑張っているからです。いろんなことを我慢して、それこそ「結局、顔かよ」などと言われ、ときに過小評価され、人の痛みを知っているので、中身がとても綺麗です。
この世界に入って16年になりますが、中身も外見もリバーシブルでブスなタレントは、ピスタチオ小澤だけです。

彼以外の全タレントに謝ってください。
くれぐれも言っておきますが、小澤は本当にブスですからね!!
生で見ると、さらにブス味が増しますので、今度、彼らの単独ライブがあるみたいなので、そこで生で見てみてくださいよ!!凄いですよ!(ピスタチオ単独ライブ『おピス』)
以上、『ファンがやってしまう確実に嫌われる3つのこと』でした。
