昨年12月にIBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦で判定負けの末、ルールにより王座防衛という後味の悪い結末を招き、ボクシング界から離れていた亀田三兄弟の次男。“けじめ婚”を決め、再びリングにカムバックする。亀田三兄弟の中で一番不器用な大毅が6年間の交際にけじめをつけた。
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大毅は「いつも人間“亀田大毅”として見てくれていた。何があってもそばに居てくれた」と結婚の理由を明かす。これまで世間のバッシングにさらされる中、常に隣で見守ってくれた“姉さん女房”の存在が大きかったようだ。
夫人とは07年10月に大毅がWBC世界フライ級王者・内藤大助に挑戦して敗れた直後に友人の紹介で出会った。内藤戦での反則行為により、1年間のライセンス停止処分を受けた時に支え続けてくれた。
その後は2階級を制覇するなど順風満帆だったが、1年前の12月3日に最大のピンチが訪れた。IBF世界スーパーフライ級王者の大毅はWBA同級王者リボリオ・ソリスと王座統一を懸けて対戦。しかし、ソリスは前日計量に失敗した。その際にIBFは大毅が負ければ空位と説明も、判定負けした後に防衛としたことで大混乱を招いた。
この騒動に端を発してJBCから亀田ジム会長らが処分を受け、三兄弟は国内で試合ができない状況となった。大毅も責任を取って今年3月に王座を返上している。
「実は統一戦で勝って結婚しようと思っていた。これで先の見えない一年になってしまった。あの試合がきっかけで、兄弟も含めて日本で試合ができなくなっている状況に凄く責任を感じた。ボクシングをやめようと思っていた」
試合から沈黙を守って1年。リングに戻る気持ちも切れかけていた。刺激となったのは長兄・興毅と三男でWBO世界バンタム級王者の和毅の存在だ。11月に米国で和毅が3度目の防衛を果たし、興毅も1年ぶりの復帰戦をKO勝利で飾った。大毅も夫人との結婚を決めたことで吹っ切れた。2カ月前からジムワークを再開し、来年の復帰を見据えている。
「来年は俺も後を追い、駆け足で追いつき、追い抜かそうと思います。世界初の三兄弟世界チャンピオン。3人が同じ日に世界戦をし、全員が勝ち、三兄弟同時チャンピオンになる」
国内での試合は難しい状況に変わりないが、その目は海外に向き、今後は階級を上げることも考えている。大毅は心強いパートナーを得て、新天地で3階級制覇に踏み出す。


