
ボリス市長との旅費と比較した上記のブログもたくさんのメディアに取り上げていただきましたが、このロンドン市からの正式回答で更なる事実が明らかになりました。
3週間も焦らして返信をくれるあたりがニクいぜ、ロンドン市…!
まずは早速、開示された情報全文はこちらになります。
まどろっこしい方は、太字にした数字部分だけ拾って先に進んで下さい。(情報公開請求なので、オープンにすることに問題はありません)
おときた駿さま
情報公開請求
4月7日付け、ジョンソン市長に対する、彼の2015年10月の日本訪問の際の出張経費に関するお尋ねについて、ご連絡いただきありがとうございます。
あなたの請求に対する我々の回答は以下の通りです。
2015年10月12日から16日の間、市長は、大阪、名古屋、東京、そして横浜を訪問いたしました。
3日にわたる貿易に関するミッションの中で、市長は、ロンドンの新たな成長分野を売り込み、経済、そして、ロンドンと東京の都市間交流を強くするための、目下のビジネスでの成功に焦点を置きました。
市長は、6人の大ロンドン庁のメンバーに同行しました。代表団全体の支出合計は38,003.22ポンド(約684万円)でした。これらの内訳は;
飛行機代合計:19430.36ポンド(¥3,498,000)
市長はビジネスクラスを利用しました。彼のチケット代は3842.46ポンド(¥691,600)でした。彼の出張の帰路は、BA On Business Points(英国航空のポイント制度)を換金しました。
ホテル代合計:5444.08ポンド(¥978,000)
ホテルが親切にも市長に無料で、スイートルームにアップグレードしていただきました。市長の4泊の宿泊費は689.40ポンド(¥124,000)でした。
電車賃:£1,101.12.(=¥198,180)
同時通訳者2名:£4,200.00(=¥756,000)
4日分の車手配:£3,652.31.(=¥657,360)
その他(wifi機器,お土産,食事代):£964.35(=¥173,520)
市長は舛添知事とともに友好都市としてサインできたこと、東京都議会にて講演する機会を持てたことを光栄に思っています。市長は2つの都市の関係強化のために、東京都と都議会との協力に努めていきます。
上記の情報についてより詳しいことを知りたい場合はご連絡ください。その際、この手紙の上の部分(市長の訪日出張経費の情報公開の話)を引用いただけると嬉しいです、敬具
ご覧のとおり、かなり多岐にわたる情報をいただくことができました。
前提条件として重要なのは、
・期間→舛添知事:5泊7日、ロンドン市長:4泊6日
・随行員→舛添知事:19名、ロンドン市長:6名
・物価はロンドン市の方が1.5倍ほど高い
以上を念頭に置いていただいた上で、早速比較表を作成いたしましたので、ご覧いただきたいと思います。
どどんっ

出典 http://www.metro.tokyo.jp
※東京都の元データより比較表を作成↓
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIGAI/SHOUSAI/DATA/151027.pdf
上記のメールに出てくる数字を足し上げても、冒頭で提示された総額に至らないという謎はあるのですが…
総額提示の方を採用すると結果はロンドン市長:684万円vs舛添知事5,040万円物価の違いがあるとはいえ文字通り、これほどケタ違いの結果が出るとはっ!
もちろん、勘定項目にどこまで入れるか等で異なる部分はあるとしても、ここからそう大きく乖離することはないでしょう。
注目いただきたいのは、図の中で青・赤で比べさせていただいた部分。
航空運賃は約4倍の差がついてます。舛添知事のファーストクラス分で、ロンドン市長一行分のほとんどをカバーできちゃいますね。
宿泊費は知事一人分(スイート5泊で約100万円)より、ロンドン市長一行の総額の方が安くなっています。
結果、宿泊費の差は約10倍。
情報が開示された当初から高いと問題提起されている、車両に関してもほぼ10倍の差。「現地案内人」という、そもそもの必要性が疑問視されている部分については、ロンドン市はゼロです。
加えて、「その他」の金額がやたら舛添知事は高いのが気になります。
数字というのは残酷で、セキュリティや要人との会談などと言って、言葉でどれだけ取り繕っても、それをすべて覆すほどのインパクトがあります。
単純比較はできないという大前提はあれど、世界No1都市の首長の海外視察がこれですから、都知事外遊費用の妥当性がうかがい知れるというものです。
内部での検討会で6月までに、海外視察費用の妥当性を検討されるということですが、こちらの情報を提供いたしますので、ぜひご勘案いただきたいと思います。
最後に、ロンドン市から着たメール原文も掲載しておきます。ロンドン市民では当然ない、突然日本からきた問い合わせにすら懇切丁寧に情報開示をするオープンなロンドン市の姿勢に、心からの敬意を払いたいと思います。
