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軽井沢のバス転落事故、そして都内でも日帰り観光バスが交通事故を起こしたことで、安全管理に注目が集まっています。
とは言え、バスを運転している運転手は乗客と同じ人間です。事故が起きる原因として、労働環境の善し悪しも考えられます。そこで今回は、バスの運転手の労働環境がどんなものかについて調べてみました。
1. 勤務時間

出典 http://www.gettyimages.co.jp
事故を起こしやすい原因の一つとして睡眠不足があげられます。実際はどうなのか、深夜バス運転手の仮眠時間についてこんな記述がありました。
一般的な夜間長距離バスは運転手2人態勢で深夜に出発し、目的地到着は早朝。現地で仮眠を取り、別の客を拾って出発地に戻る運行スケジュールです。
到着地では乗客の荷物の搬出入やら車内清掃に時間を取られますし、食事も済ませなければならない。睡眠時間が5時間を切るのは珍しくないし、都合よくパッと寝付けるわけでもない。睡眠不足は常態化しています。
出典 http://www.nikkan-gendai.com
皆さんも教習所で習ったと思いますが、寝不足は運転するうえで命取りです。ましてや人の命を預かる運転手が、ベストな状態で仕事に臨めない環境というのは如何なものでしょう?
2. 休みもほとんどない…

出典 http://www.gettyimages.co.jp
休日も働く人にとって大切なことです。某飲食店チェーンのように休めないことから過労に陥ってしまい、最悪の場合は精神を病んでしまう人もいます。バスの運転手は、きちんと休日は休めているのでしょうか?
近年ですと2012年関越道で起きたバス事故をきっかけに、法改正が行われ運転手の管理や安全対策が厳しくなったのですが…
休息の時間が細かく定められたり、原則夜間は400km以上のワンマン運行を禁止したりするなど厳格化されたものの、「11連勤」では法令違反にはならないという。
労働基準法では毎週1日の休日か、4週を通じて4日以上の休日を与えなければならないと定めているが、休日労働も2週に1度を限度として可能とされている。つまり労使間の合意があれば、休日出勤を挟めば13連勤が可能になってしまう。
出典 http://careerconnection.jp
デスクワークであっても11連勤はきついもの。バスの運転手であれば、尚の事きついのではないでしょうか。しかし、法律上に問題はなく、最大で13連勤をさせることが可能となってしまっています。
こうした法律の穴は、運転手の労働衛生と乗客の安全のためにも改善しなければならないのではないでしょうか。
3. 給料はどのくらい?

出典 http://www.gettyimages.co.jp
では、運転手の給与はどれくらいでしょう?もちろん会社や経験、勤続年数によっても違うと思いますが、実際に働いている方が給料を明かしています。
私自身の年収は勤続10年で450万円程度です。一応は大手鉄道系列の結構有名な会社です。毎月最低でも50~60時間の残業と3~4回の休日出勤をしています。
それでこの年収です。
出典 http://driver-bus.com
どうでしょう?人の命を預かる責任の重さと、給料を天秤にかけると考えてしまう金額ではないでしょうか…。
さらにこんなことも話しています。
勤続10年でまだ基本給は10万円台です。手取り給料の大半は休日出勤と時間外手当です。
つまりはやったらやっただけもらえるというのは良い言い方でやった分しかもらえない歩合制と同じです。
出典 http://driver-bus.com
基本給が安いので、休日出勤や時間外労働など無理をしなければ稼げないシステムなのです。
また、バスを運転するには大型二種の運転免許が必要になります。取得までに当然費用も時間もかかるのに、実際にもらえる給料の安さを考えると元が取れないと考える人も少なくありません。そのため若い人材を確保しづらく、運転手の高齢化が進んでいるのです。

