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この絵はいくら?

出典 http://www.mirror.co.uk
左から、小さな子とでっかいネズミと悲しそうな大人?
どう見ても落書きにしか見えないこの絵。
子供の落書きかしら?
この絵、2枚合わせていくらだと思いますか?

出典 http://www.mirror.co.uk
いくらって・・・子供の落書きじゃん。
違います!
れっきとした絵です。スケッチです!
落書きって言わないで!
この絵画のお値段ですが、1600ポンド(日本円にして約2800万円)です。
な、なにぃ!?
にわかに信じられない人も多いのではないでしょうか。
この絵を描いた方は実はすごい画家だった!

出典 http://www.mirror.co.uk
この落書きを・・・いえ、スケッチを描かれたのは実はすごく有名な方だったのです。
このスケッチを描かれたのはLS Lowry(ローレンス・スティーヴン・ラウリー)さんです。1887年、イギリス生まれ彼は、20世紀の最も人気の高い画家のひとりです。
そんな彼のスケッチはファンの間で大人気!

出典 http://www.mirror.co.uk
彼は1976年にすでに亡くなっていますが、1950年代に公開された彼のスケッチが今回オークションに出され話題になりました。
それがこのスケッチなのです。
素人目には落書きにしか見えませんが、ファンは大熱狂!
値は高騰し続け、ついに2800万円という額で落札されました。
この絵の価値がわからなかったアナタ。
芸術のセンスがないかも?
いえいえ、そんなことありません。
芸術の価値感は人によって異なりますから、落ち込まないでください。
このスケッチを描いたLowryさんってそんなにスゴイ画家なの?

出典 http://www.mirror.co.uk
はい。
彼が残した数々の作品は間違いなく素晴らしいものですので少しだけご紹介します。
見る人を引き込む独特の世界観

出典 http://www.theguardian.com
マッチ棒のように書かれた人々、平坦で冷たい雰囲気の建物たち。彼が描く独特の世界は人々をひきつけました。
彼が住んでいたマンチェスターの町。マンチェスターの貧窮した地帯の暮らしに彼は影響を受けました。そこに住む住民たちの様子が数々の代表作の主題となっています。
彼の作品たちはどれも印象的

出典 https://normsonline.files.wordpress.com
上の絵画のタイトルは『工場から帰る人たち』
人々が行き交う活気にあふれた町ですがどこか暗い雰囲気がします。
近代的な量産システム、貧困、天災、疫病・・・資本主義社会の裏側にある人々の闇を彼は写し出そうとしたのかもしれません。
彼が画家として有名になるまで

出典 http://www.manchestereveningnews.co.uk
今では熱狂的なファンがいる彼ですが、決して最初から順風満帆な人生ではなかったということです。
神経質でうつ病の母を持ち、抑圧的な家庭の雰囲気の中で育てられたと告白している彼。家庭環境の影響もあり性格も内向的で友達もほとんどおらず、あまり幸せな幼少期ではなかったと言います。
学生のころ絵の道に進むことを決意し、マンチェスターで不動産屋をし生計を立てながら絵を描き続けます。彼が画家として商業的な成功を収めるのは1930年代以降になり、1976年、88歳のときに亡くなられました。
彼の作品は時代を写し出す鏡

出典 http://www.theguardian.com
一目見ると忘れられない彼の絵画。
19~20世紀にかけて、高度発展を遂げてきたイギリスの光と闇が浮かび上がってきます。
高額であれども彼のスケッチを手に入れたいファンの気持ち、一般の方は理解しにくいかもしれませんが、彼の残した素晴らしい作品を見ていると、このスケッチの価値とファンの気持ちが段々わかってくるのではないでしょうか。

