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最初の不運は「しばらくはテレビに映さないようにする」という、期待感を煽る戦略だった。平家が封印されている間に、番組は「モーニング娘。が5日間でCD5万枚売ればデビュー」という企画をスタート。涙を流しながら5万枚売り切った姿に、日本中が熱狂した。
その間も露出が一切ないまま、それでも平家は武道館に1万人を集め、デビュー曲「GET」を披露する。だが、ほぼ同じタイミングでモー娘。もデビューするという、次の不運が……。 「PVの撮影に備えすぎるあまり、24時間のど飴をなめ続けるという生活をしていた平家は、急性胃腸炎で緊急入院。退院1週間後に撮影されたPVでは、別人のように痩せこけた姿になっていた」(芸能記者)そのせいか、デビュー曲はオリコン24位。6位だったモー娘。にあっさり抜かれ、以降、その差は開く一方。
5年間にわたる活動のほとんどを、「モー娘。のおまけ」というポジションで過ごすことに。 「(モー娘。と一緒にやる)ライブでは、私が歌うとみんな座ったり、トイレに行ったり。握手会では飛ばされる。あれは精神的にキツかった」(平家)その後、シンガーソングライターとして活動すべく、2002年にハロプロを卒業した平家は、芸名を「みちよ」に変える。だが、そこからの人生は、さらに呪われていた。
「3枚目のアルバムが完成間近になって、3~4カ月だけ世話になっていた事務所の社長が失踪。会社の資金は消え、音楽仲間も離散、アルバムの制作費を、平家が貯金を切り崩して背負った。住む家もなくなって廃人状態になり、親に連れられて帰ったそうです」(前出・芸能記者)
一方、はたけのほうも平家と同じく表舞台から姿を消していたが、最近はロックではなくクックな路線に転身し、プチブレーク中。Twitterでは、 「このところお料理関連のテレビ出演が増えまして、おかげさまでクックパッド人気の検索キーワード1位獲得!」 「キャラ弁、ほんまにめっちゃムズかしいでーー。ボトルの中に帆船を組み立てるような緻密な戦いやねん。ちょっと料理ができる、ってだけでオレ調子に乗っておりました凹」 と、平家の壮絶告白とは対照的なゆるいテンション。
17年前のあの時、もう少しはたけにプロデュース力があれば、お互いの人生はまったく違ったものになっていただろう。現在は二児の育児の傍ら音楽活動を続ける平家だが、この際「不運女王」を売りにしてみてはどうか?


