11月7日、夫が妻を刃物で刺して殺害する殺人事件が起きました。
大阪府警松原署は殺人の疑いで、松原市に職業不詳・谷口政秋容疑者(76)を緊急逮捕しました。
発表によりますと谷口政秋容疑者は11月7日正午ころ、大阪市東住吉区住道矢田2丁目の住宅で、70代の妻の腹部を刃物で刺し殺害した疑いが持たれています。
「女性が刃物で刺された負傷している」などと松原署に110番通報があったことで事件が発覚。
この通報を受け警察官や救急隊らが現場に駆けつけたところ、女性が腹部から大量の血を流し意識不明の状態で倒れていました。
女性は病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けましたが、間もなく死亡が確認されました。
谷口政秋容疑者は犯行後、現場から逃走していましたが、松原署に自首したことで逮捕に至りました。
殺害された女性は谷口政秋容疑者の妻で、当時、女性は知人女性の自宅におり、そこに谷口政秋容疑者が訪れ犯行に及んだということです。
腹部には複数ヵ所の刺し傷があったということなどから、谷口政秋容疑者には強い殺意があったとみられています。
松原署は殺人の疑いとして、谷口政秋容疑者から事情を聴くとともに、事件に至った経緯や犯行動機などについて詳しく捜査を進める方針です。