『メガデス』といえば、かつてマーティ・フリードマンが在籍していたことでも知られ、メタリカ、スレイヤー、アンスラックスと並んで“スラッシュメタル四天王”にも数えられるビッグバンドである。
そのメガデスのコンサートが先日パラグアイで開催されたのだが、暴徒と化したファンたちがコンサート会場であるスタジアムへ乱入し、ガラス瓶が飛び合うという騒動が起こった。
事件が起こったのは、パラグアイの首都・アスンシオンにあるスポーツコロンビア・スタジアム。
報道によれば、酒に酔った数百人のファンが設置されていたバリケードを破壊し、コンサート会場へなだれ込んだという。
メガデスの中心メンバーであるデイヴ・ムステインは、バリケードの全てが暴徒によって破壊され、3人の警備員がガラス瓶により負傷、1人の女性が深手を負ったことを伝えている。
結局、メガデスは7曲の演奏でコンサートを打ち切るしかなかったという。
ファンの暴走によって中止となったコンサートだが、メガデスのメンバーや関係者はもちろん、一番の被害者は暴徒により楽しみを奪われた多くの観客たちだろう。
中止させられる以前のコンサートの様子は、以下の動画で確認できる。