Naitter【泣いた】

明日へと向かう希望の灯火。熊本城が1ヵ月半ぶりにライトアップ

明日へと向かう希望の灯火。熊本城が1ヵ月半ぶりにライトアップ

明日へと向かう希望の灯火。熊本城が1ヵ月半ぶりにライトアップ


熊本市のシンボルでもある熊本城。

2016年4月14日に発生した最大震度7の熊本地震の前震と、その後の本震などの相次ぐ揺れで、石垣や櫓、天守閣に甚大な被害を受け、現在は敷地の大半が立ち入り禁止となっています。

出典 https://twitter.com

被害は13棟の重要文化財を含む建造物32棟すべてが損壊し、石垣は53カ所で崩壊。今後、修復にかかる費用は数百億円とも言われ、復旧には10年以上の歳月が必要と見られています。

戦国武将の加藤清正が17世紀はじめに築城してから400年もの間、熊本県民の精神的な支えとなってきた熊本城の損壊。修復のめどは未だたってはいないものの、「暗いままでは寂しい」などと早期の再開を望む声が寄せられていました。

■熊本城のライトアップ再開

そんな中、復興への願いを込めて、約1ヵ月半途絶えていた熊本城のライトアップが昨夜再開されました。

午後8時に点灯されると、暗闇のなか浮かび上がる勇壮な天守閣。

大西一史市長は会見で、「熊本城を照らす光が、市民が明日へと向かう希望のともしびとなることを願っている」と語りました。

復興への願いを込めて、明日へと向かう熊本の夜明けを市民らに見てもらおうと、昨夜だけは特別に午前5時まで点灯。2日以降は午後8時から午後11時までの点灯となります。

■熊本市民の皆さんの声