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【五輪エンブレム】佐野氏「仕事が3分の1に減ってしまった」

【五輪エンブレム】佐野氏「仕事が3分の1に減ってしまった」

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2016年4月11日6時0分スポーツ報知

2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が8日に発表した大会公式エンブレム最終候補4作品について、旧エンブレムの審査委員を務めた日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の浅葉克己会長(76)がスポーツ報知の取材に対し「4作品ともデザインとして低レベル」と批判した。アートディレクター・佐野研二郎氏(43)が制作した旧エンブレムは盗作疑惑などで昨年9月に撤回されたが、浅葉氏は「これなら佐野さんの作品の方が良かった」とも語った。

浅葉氏は、エンブレム最終候補発表日前日の7日、国内の一流のデザイナー約80人が集う東京ADC(アートディレクターズクラブ)の総会で佐野氏と再会。総会後の立食パーティーで佐野氏は「エンブレムの件で多くの方々に迷惑をお掛けしました。申し訳ありません」と神妙な表情で陳謝し、「仕事が(騒動前の)3分の1に減ってしまった」と話していたという。