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衣料品売り場の階で男性トイレを探した。女性用下着売り場の目の前。
中に入ろうとすると、その扉は、西部劇にあるような、押したら簡単に開く、上下部分が開放された、観音開きの片方だけのもの。
衝立がないため、売り場からはトイレの中がかなり見える=写真。戸惑いながら、ビクビクしながら用を足した。基本的な改修もできないというのか。
店員に「何とかなりません?」と聞くと、「すみません」と平謝りだった―。
昨年、イオンの連結子会社になり再建を進めていると聞いていたが、福岡市内でもかなり人口の多い、繁盛しているように見える店舗にして、これだ。
トイレ空間を充実させて集客を図る他社の商業施設と比べ、何という出遅れ。落胆というか、衝撃だった。