出典 YOUTUBE
病院の待合室でひとりの男性が座っていました。少し思いつめたような表情が見て取れます。
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そこへ女の子を連れた3人の家族が入ってきます。女の子は、ごく自然に空いていた男性の隣の席に座ります。
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しかし男性を一瞥すると、母親が表情を変えます。さっと立ちあがり、女の子を男性から遠ざけ移動させました。
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妻を男性の隣に座らせないように、父親が立ち移動させます。交わされる視線。矢のように刺さる冷たい視線に対し、男性はうっすら笑みを浮かべているようにも見えます。
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うつむく男性。
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看護婦が来ます。そして、家族に診察室に呼び入れます。「ドクターがあなたにも一緒に入るようにと言っています」と彼も診察室に呼び入れます。いぶかしい顔をする両親と彼は診察室に入ります。
そして、そのあと診察室で医師から告げられたこととは
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人種差別に反対するショートビデオ。
医者が言った言葉が衝撃的です。このとき、一体両親は何を思ったのでしょうか。自分たちの態度を恥じたのでしょうか?
医師「Annoulaちゃん、手術の後、もっと可愛くなったね~」
笑顔になる家族。
母親「ところで、何か問題でもあるのでしょうか?」
医師「いえいえ、そうじゃないんですよ。」
立って男性のところに行く医師。
「Tzafarを紹介しましょう。」
理由が飲み込めず、いぶかしげな両親。
「実は彼が Annoulaちゃんへ骨髄を提供してくれた人なのです。」
このビデオには、ふたつの要素が含まれていると思います。少女は、迷うことなく男性の隣に座ります。そう、子供達は肌の色の違いや人種の違いなど、全く気に留めることはありません。むしろ、気づかないといった方が良いでしょう。
差別を教え込むのは、大人たち。子供達の真っ白な心を汚すのは大人です。もうひとつは、肌の下は人間皆同じだということ。わかっていても、なかなか理解しがたいことだと思います。命を繋いでくれる骨髄に肌の色は関係ありません。
涙があふれました。皆さんの心の中にも、きっといろいろな思いが交錯していると思います。