出張や休暇などで長期に渡って自宅を不在にする場合、その部屋を他人に貸せばレンタル代が入るため、自宅を有効活用できる。
こうした「プチ大家」システムはちょっとした副収入が得られるので魅力的と言えばそうなのだが・・・貸す相手が一体誰なのかをきちんと把握していないと、後々とんでもないことになる。
アメリカ、サンフランシスコ・シリコンバレーに部屋を持つシャロンさんもこれで失敗した一人だ。
彼女は出張に出る間、部屋を他人に貸すことにした。そしてこの部屋のレンタルに申し込んできたのは女性。「私は学生です。お酒もたばこも、ドラッグもやりません」と申告している。
画像出典:thesun.co.uk
「同じ女性だし・・・いいか!」。その他の条件もそろったので、申込者のベラという女性に貸すことにした。
が、それが大きなミスだった。シャロンさんが出張から帰宅すると、そこには信じられない光景が広がっていたのだ・・・。
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まず、得たいの知れないゴミが散乱。そしてなぜか大人のおもちゃが床に転がっている。
「はぁ、なんだこれは???」
他人の部屋を借りておいて、使った後始末もしないなんて、非常識極まりない。しかも大人のおもちゃ・・・。
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そしてとうとう、シャロンさんはこんなメモを発見してしまった。
「尻たたき、マスターベーション・・・」。撮影の順番リストである。なんとシャロンさんの部屋は知らないうちにAV撮影に使われてしまったのだ。
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汚されたのはリビングルームだけではない。バスルームにはまた大人のおもちゃ。そして別の部屋にはコンドームの箱・・・。
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被害はまだある。バスルームの水を出しっぱなしにされ、さらには壁や柱には大きなキズもある。
部屋を得たいの知れない女に貸した結果がこれ、被害総額は約91万円。
とにかく、シャロンさんとしては怒りを抑えるためにもシャワーにでも入ってさっぱりしたいところだが、そのバスルームも変なオイルでヌルヌル状態であり、使う前には徹底的に掃除しなければならない状態だったという。
もちろん、シャロンさんは部屋レンタルのサイト運営者に猛抗議したというが、肝心の借主の女性とは連絡がついたのだろうか・・・?
おそらく、連絡はつかないだろう。まさにやり逃げされたのである。
こんなことにならないためにも、部屋を貸すのであれば、きちんと借主がどんな人間かを確かめてからの方がよさそうだ。