ダウンタウンの松本人志さん。お笑いタレントというイメージも強いですが、近年はワイドナショーのコメンテーターを務めていることもあり、芸能界のご意見番として説得力のあるコメントが話題となっています。
松本さんはTwitterも人気で、現在約390万人以上の方がフォローしている人気っぷりです。そんな松本さんが、Twitterでつぶやいた言葉が話題となっています。
話題のTwitterはこちらです。
自分の中で優しさが沈殿してるって感じる時あるね〜
誰かにかき回して欲しいね〜— 松本人志 (@matsu_bouzu) July 27, 2016
優しさが沈殿する・・飲み物の場合はグラデーションが綺麗に見えるのですが、優しさの沈殿とはとっても深い言葉ですが、どんな意味合いが込められているのでしょうか?

出典 https://twitter.com
この松本さんのつぶやきには、2万6千件を超えるいいね♡と、5千件を超えるリツイートがされ、言葉の深さが大きな反響がありました。
このTwitterの真相とは?
Twitterのつぶやきの真相について、7/31の「ワイドナショー」で語られました。
誰しも優しさって持ってるんですけど、ほっとくと沈殿していっちゃうんですね。だからいろんな人と会って、たまに誰かに混ぜてもらわないと、下でどんどん固まっちゃって凝り固まって変な思想が生まれちゃったり・・だからこう、引きこもりとか良くないのはそこかなぁと思うね。
出典「ワイドナショー」
相模原市の障害者施設で起こってしまった襲撃事件に対するコメントだったのです。
犯罪を起こす道すがら友人に会うことで、犯罪を諦めるケースも心理学的にわかっており、誰かにかき混ぜてもらうことが出来れば、犯罪を減らすことが出来るのではないかという思いが込められていたのです。
@matsu_bouzu このツイートって相模原市の事件の事だったんですね。
あの事件の犯人を肯定するつもりはないですが、誰かが沈殿したものをかき回してくれたら起こらない事件だったかもしれませんね。人間何をきっかけに事件等を引き起こすか分からないというのを学ばせて頂きました。
— どいね (@doine_rip) July 31, 2016
誰もが優しさの沈殿を混ぜてもらうことが必要であって、事件を引き起こすきっかけを持っているかもしれないのですね。
松本さんの仰る通り、引きこもりになってしまうと人と会う機会が減りますし、家族とすらまともに顔を合わせていないという方もいるでしょう。人と接しないことで、自分の居場所を見失ってしまったり、人に対する優しさも見えなくなってしまう方も多いのでしょう。
私たちの生活の中でも、人と接することで考えを改めることが出来たり、人に対して優しい気持ちを持つことが出来たりと、大切な事を思い出させてくれることとなっているのでしょう。

恐ろしい事件が起こってしまいましたが、私たちも優しさが凝り固まってしまわないように意識して、定期的に誰かにかき回してもらい、優しい気持ちを忘れずに過ごしていきたいですね。