◆LINEでは「感情も伝える」
わたしがLINEでメッセージを送るときに心がけていること。それは、「相手に感情も伝える」ということです。
とまぁ、今回は結論のようなことから入りましたが、多くの人に伝えたいことだからこそ最初に書いてみました。
「相手に感情を伝える」というのがどういうことかというと、たとえばわたしが自分のお店のスタッフのみんなにLINEで何かお願いしたとします。
お店の方針のことだったり、告知に関するツイートをリツイートして欲しいということだったり、まぁいろいろとそういう機会はあるものです。
で、こういうとき、だいたい3パターンの返信があるんです。
・パターン1:「わかりました!」
・パターン2:「OK」という内容のスタンプで返す
・パターン3:「わかりました」
この3つについて考えてみましょう。
◆「わかりました」の何が問題か?
まずパターン1は、何の問題もないと思います。最後の「!」が爽やかで元気良くて素敵です。
で、パターン2。まぁ、元気はいいし明るいけど、仕事のことを一応目上の人から頼まれてるって考えたら、スタンプは良くないですね…。
そして、パターン3。これはイチバン良くない、というか、悪いと思うんです。なぜなら、そう、感情が伝わってこないから。
たとえあっちが「わかりました!!!!」の気持ちで「わかりました」と送っていたとしても、こっちは「わかりました」という最後のマルも何もない文章でしか受け取れないから、「あ、もしかして面倒くさいのかな…」とか余計に考えてしまうんですよね。
調べてみたら、メールとかの文章の最後にマル(句点)を付けないのはマナー違反ではないらしいんですけど、そういう文章マナーとかの前に、受け取った相手がどう感じるかを考えないのは、その時点で人間関係のマナーに違反してると思います。
ということでわたしは普段、すごく仲の良い人は逆に例外として、特に仕事で関わる人とLINEするときには必ず文章の最後に「!」や絵文字を付けるようにしてます。
面倒くさいという気持ちは理解できなくもないけど、わたしと同年代の若い人たちには、相手に感情を伝えないLINEを送る人が多いように感じるんですよね。
◆「メールにギャラ書いてない問題」も考える
相手がどういう感情でメールを受け取るか想像して送る、ということで言えば、大人の方でも「マジかよ」と思ってしまうほど出来ていない人もいます。
感情も含めて、伝えるべきことはちゃんと伝える。文章で伝えきれないなら、電話するか直接会って話したいと伝える。
なんでもLINEで済ませてしまいがちな時代も問題なのかなとも思いますが、わたし自身はそういうことを守っていきたいと思います。
いちばん多いのが、仕事を頼むときに“詳細”を書いてないパターン。
「時期はいつ頃なのか?」
「場所は決まってるのか決まってないのか?」
「ギャラは出るのか?」
「出るとしたらいくらなのか?」
「そもそもこちらは何をすればいいのか?」
メールを読んだ相手がこういう疑問をもつだろうなって想像すれば、それについては必ず書けると思うんですけどね。ギャラについてなんて特にですよね。
【編集部よりお知らせ】
次週より、本連載は読者の方からの疑問や悩みにこのみんが答えるコーナーにリニューアルします。18歳女支配人独自の「ミカタ」でみなさんの悩みをズバッと答えるこのみんをお楽しみください。