お笑い芸人として活躍している渡辺直美さん。ビヨンセのものまねで一躍有名となった彼女ですが、ハーフタレントだという事をご存知でしょうか?
日本人の父と台湾人の母を持つ、正真正銘のハーフタレントだというのです。名前が渡辺直美なので、疑いもせず日本人だと思っていた方も多いようですね。筆者もその一人です。
そんな直美さんが、7/9の「サタデープラス」で、ハーフだからこその苦悩を語られました。
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台湾で生まれ、幼いころに日本へやってきたという彼女は、当時からお笑い芸人になりたいという夢を持っていました。が、両親が離婚し、日本語に慣れない母と暮らす生活を余儀なくされました。そんな直美さんに厳しい壁が立ちはだかりました。
18歳までカタコトだったんですよ、少し。
あんまり日本語が得意じゃなくって、掛け合いが出来ないんですよ。
出典「サタデープラス」
18歳で夢だったお笑い芸人になったのですが、「大喜利のお題の意味が分からなかった」と言い、人を楽しませるお笑い芸人なのに言葉が理解出来ないという壁が、直美さんを苦しませました。
「芸人なんで、もう無理だよ」と落ち込んだことも多かったようです。
そんな直美さんを救ったのが、先輩であるオリエンタルラジオ 中田敦彦さんの言葉でした。
例えば大喜利出来ないのがお前の短所だとしたら、そんなのどうでもいい。
お前の数ある長所を、誰も出来ないくらい伸ばせばいい!
出典「サタデープラス」
直美さんの悩みを聞いた上で、アドバイスをしてくれたのです。素敵な先輩ですね。
この言葉がきっかけとなり「長所は表現力かな」と気づくことが出来て、その後仕事を3か月間休み、住む部屋も決めずにエンターテインメントの本場、ニューヨークへ乗り込み、表現力を学びました。
ダンス教室では心で踊ることを学び、ナイトショーでは客席からわかる顔の表情を盗むことで、長所だった表現力を更に磨き上げることが出来たのです。
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この経験を経て、言葉は使わなくても笑いを取ることが出来るという自信を持つことが出来たそうです。中田さんのアドバイスが直美さんにとって大きな転機になったのですね。