2011年に登場以来、私たちのコミュニケーションを大いに変えてきたスマホアプリ「LINE」。
かつて一般的だったメールとの大きな違いは、メッセージを送った相手が文面を読んだかどうかチェックできる“既読”機能にありました。
LINE最大の特徴「既読」機能
この既読機能、便利な半面で私たちを大いに悩ませてきました。
たとえば、恋愛。
「既読がついているのに返事がない…」
「ずっと未読だから避けられているかな…」
そんなLINEならでは悩みが生まれたのは、既読という機能がついたから。最近では、既読をつけないためにあえてメッセージを開かないという女性も多くいます。いわゆる、未読スルーですね。
3DタッチでLINEが見れる
しかしいま、この既読スルー(未読スルー)をめぐる悩みが実質消え去ろうとしています。
iPhone6s/6s plusに3D Touch機能が搭載されたことにより、画面をタップする圧力を強くすることでトーク内容をプレビューで見ることができるようになったのです。
たとえば、このようなかんじ。


トークリストで開いていないトークを長押しすると…。

出てきた!下に新規のメッセージがしっかり表示されています。

プレビューでトーク内容は見られましたが、画面から指を離してみても既読はついていません。
このように、iPhone最新機種では、デフォルトの機能だけで“既読”にせずにLINEメッセージが見られるようになったのです。これは、メッセージを読んでいるのに「未読スルー」できることを意味しています。
未来に既読スルーはなくなる!?
このように、ガジェットに新しい機能が付与されると、私たちのコミュニケーションはあっという間に変容してしまうことがあるんですね。
「ママ、昔あった既読スルーってなんのこと?」
大人たちにこんな素朴な疑問をぶつけてくる子供たちも、近い将来現れるかもしれません。