宮城県に本社を置く河北新報の報道によると、2015年12月、聖和学園高等学校に在学していた男子生徒が、交際相手と性的な行為をしたとして、学校側は男子生徒の退学処分を決定した。
これにより男子生徒は転校を余儀なくされ、それまでに決まっていた関東の私立大学への指定校推薦も取り消しになった。
この一連の問題で、6月20日までに元男子生徒が「退学を勧告されたのは社会通念上行き過ぎで違法」だとして、運営法人と校長を相手取り、約600万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
当時校長らは、「性的な行為を一度でも行えば退学処分となる。処分に当たり、これまでの生活態度などは考慮しない」などと書面で通知していたという。
元男子生徒は、「性的な行為が退学処分の理由になるとの校則は存在しない。教師も周知しておらず、裁量権の乱用で違法だ」と主張している。
『性的な行為の発覚による退学処分』。これが多くの人に衝撃を与えているようで、Twitterでもさまざまな反応があった。
男子高校生が交際中の相手と性的行為を行ったという事で、退学に…
退学は重い処分なのでは?
規則を守る事を教えるのも大切だけど…コンドームをしっかりしなさいと教えてあげて欲しい…
多感な時期の恋愛を規則で縛るよりも、愛の育み方を教える事の方が、重要だと思うけどね
— 田村淳 (@atsushilonboo) June 21, 2016