AKB48メンバーが襲われた、握手会襲撃事件の被害者・入山杏奈さん。
彼女がアイドルを続け、ステージに立ち続ける理由を語りました。
▼AKB48がノコギリで切りつけられた悲しい事件

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今から約2年前、AKB48の握手会でメンバーが切りつけられる事件が発生しました。
被害者となったのは入山杏奈さん、川栄李奈さん、警備スタッフの3名。
犯人の男はAKB48のファンではなく、「仕事を解雇され収入もなく、反対に多額の収入があるAKBメンバーを襲う事で不満を解消しようと思った。」という理不尽極まりない理由で犯行に及びました。
入山さんは右手小指の骨折と裂傷で手術を受け、仕事を休養します。
▼事件当時はなんとまだ18歳

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(↑今年の成人式の写真)
当時まだ成人もしていなかった入山さん。
アイドルとして仕事をしているとはいえ、相当怖い思いをした事でしょう。
しかし入山さんは休養期間を経て、力強く復帰していきます。
▼グラビア撮影やドラマ出演、劇場公演に復帰

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徐々に仕事に復帰していき、今では悲しい事件なんてなかったかのように様々な場で活躍する入山さん。
20歳とは思えない強さです。
しかし未だ残る事件の傷跡。
▼2本の指でペンを持つ入山さん

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画像を見ての通り、2本の指でペンを使っています。
元々こういった握り方をする人もたまにいますが、入山さんは「めちゃイケAKB48期末試験(フジテレビ)」で綺麗なペンの持ち方をしていたので、未だにリハビリ中ということだと思います。
そんな入山さんがアイドルとしてステージに立ち続ける意味を語りました。
▼ファンの方がにこーって笑顔になってくれて

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昨日の公演でね、目があったファンの方がにこーって笑顔になってくれて。その笑顔みた瞬間に涙がこみ上げてきた;_;
アイドルやっててよかった、わたしこの笑顔のためにステージ立ってるんだって思ったよ
嬉しかったなあ。— 入山杏奈 (@iriyamaanna1203) June 5, 2016
ファンにとってこれほど嬉しい言葉は他に見当たらないのではないでしょうか。
AKBのファンは自分の「推しメンを笑顔にするため」に劇場公演やコンサートに足を運び、大きな声でコールをし、選抜総選挙になれば一生懸命投票しています。
しかし入山さんは自分のためではなく、「ファンを笑顔にするため」にステージに立ち続けていたのです。
▼2年ぶりにAKB48選抜総選挙に立候補した入山さん

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立候補したメンバーみんなが、それぞれ考えながら思いを込めて撮影する「総選挙ポスター」という物があります。
入山さんはそのポスターでも、自分の事ではなくファンの事を考えた内容になっていました。
▼人を幸せにする女の子
今年の総選挙ポスターは映画「アメリ」をイメージしました!アメリは人を幸せにする女の子^ ^
アピールコメントも解禁されたのでみてくださいね、きっとクレームブリュレが食べたくなります▽https://t.co/S50kpdTZIC pic.twitter.com/QNw3PXGuyT
— 入山杏奈 (@iriyamaanna1203) May 23, 2016
「自分の夢のために上位に入りたい」。そういった発言をするメンバーが多くいます。
そんな中で入山さんは、このようなアピールチャンスの場で「人を幸せにする女の子」に扮する形で自分の思いを伝えてくださいました。
上位を目指す貪欲な姿勢を見せるのもとても良い事だと思いますが、入山さんのようなファンの事を第一に考える姿勢には、なにか惹きつけられるものがあります。
▼ステージに立ち続ける入山杏奈さん

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悲しい事件を乗り越え、ファンの笑顔のために力強くステージに立ち続ける入山杏奈さん。
心の強さとファンとの絆で、今後芸能界でのどんな困難にも乗り越えられるのではないでしょうか。
これからの活躍に期待しています。