記事提供:バズプラスニュース
2016年5月26日に永眠した、井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)で飼育されていたアジアゾウの「はな子」(69歳)。
ゾウとして日本でいちばん有名だったはな子は、1947年春ごろタイで生まれ、1949年に日本にやってきた。多くのマスコミに取り上げられ、はな子は人気者に。
・大きな感動を呼んでいる
そんなはな子が呼吸不全で永眠し、ファンや子供達はもちろんのこと、アニマル業界に大きな悲しみが広がった。その悲しみは、予想もしなかった企業にも届いた。
はな子の死を悲しみ、そして感謝の気持ちを伝えるため、JR吉祥寺駅が電光掲示板に「はな子に対する感謝の言葉」を掲載し、大きな感動を呼んでいるのだ。








・表示されているメッセージ
「5月26日、井の頭自然文化園のぞうのはな子さん永眠されました。ぞうのはな子さん、たくさんの笑顔と感動をありがとう!!」
・継続してメッセージを掲載中
JR吉祥寺駅は、はな子がなくなったニュースを知った26日以降、継続してはな子への感謝の気持ちを電光掲示板に表示している。
中央線ホーム、総武線ホーム、そして改札フロア、すべての電光掲示板や電光時刻表で「はな子に対する感謝の言葉」を頻繁に流し、それを見た多くの人たちから感動の声があがっている。
・事故があると表示されない
このメッセージはJR吉祥寺駅だけで流されているもので、他の駅では見ることはできない。ちなみに、電車に遅延が出ていたり、事故が発生している最中も見ることができないので、その点だけ注意したい。
JR吉祥寺駅の「象のはな子」に対する心、きっとはな子にも届いているかもしれない。
余談だが、電車の汽笛が、どことなく象の鳴き声に似ている。
出典 YouTube