出典 http://fod.fujitv.co.jp
トレンディードラマの全盛期、フジの月9枠として放送されていた名作ドラマ『101回目のプロポーズ』。
99回もお見合いに失敗した冴えない主人公・星野達郎を武田鉄矢が演じ、ヒロインのチェロ奏者・矢吹薫を浅野温子が演じたこのドラマは放送当時、社会現象となるほどの人気を博しました。
「101回目のプロポーズ」といえばこのセリフも有名

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「僕は死にましぇん!」
武田鉄矢といえば「101回目のプロポーズ」から生まれたこの台詞も有名。
走行するダンプカーの前に突如飛び出した達郎の前でダンプカーが止まった後、薫に向けて放ったこの魂の叫びは視聴者の心を掴み、同年の新語・流行語大賞を受賞するなど一躍有名になりました。
武田は熱演の余り「僕は死にません」を博多弁で「僕は死にましぇん」 と発音しており、それはその表記のまま同年の新語・流行語大賞(大衆部門・金賞)となった。また、ダンプカーのスタントシーンはスタントマンを使わずに武田鉄矢自らが演じた。
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このドラマが放送されたのは1991年、武田鉄矢の恋敵を演じた竹内力も若かった

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このドラマが放送されていたのは1991年の7月~9月。ドラマで武田鉄矢の恋敵だったバイオリニスト・沢村尚人を演じた竹内力も今とは別人のような風貌をしていました。
そんな多くの人の記憶に残る名作ドラマ『101回目のプロポーズ』。現在Twitterではあるツイートをきっかけに、同ドラマへ注目が集まっているようです。
91年放映、『101回目のプロポーズ』をCSで流していたが、武田鉄矢演じるサラリーマンが、夏のボーナスが80万円で、マンションも持ってるのに、パッとしなくて真面目なだけが取り柄という扱いで、今このスペックなら悪くないし、たぶん3回めのプロポーズくらいでいけると思ってしまった。
— ココロ社 (@kokorosha) May 15, 2016
今回問題になっているのは『101回目のプロポーズ』で武田鉄矢が演じた主人公・星野
達郎のスペックについて。
建設会社で係長として働きながら、江口洋介演じる大学生の弟・純平を養う真面目だけが取り柄だった男・達郎。しかし、改めて今ドラマを観返してみるとその一方で夏のボーナスは80万円で、マンションだって持っている…。
「今このスペックなら悪くないし、たぶん3回めのプロポーズくらいでいける」と指摘したこのツイートは多くの人にリツイートされ反響を呼んでいるようです。
また、好きになった相手にはとことん尽くすタイプの達郎

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そんな80万円のボーナスは薫に言われるがまま、その全額を競馬で一点買い…。「あなたのいいところは正義感」と言われれば会社のセクハラ上司に食って掛かるなど、好きになった相手には、とことん尽くすタイプであることも分かっている達郎。
薫に言われるまま、80万円ぐらいのボーナスを全額競馬に突っ込み、会社のセクハラ上司に立ち向かい、課長昇進のチャンスも棒に振ってしまいました。
出典 http://www.yomiuri.co.jp
父が弁護士の家庭で育ち、法学部卒のサラリーマンで、マンションを持ち、好きな女性にお願いされれば80万円のボーナスをポンと出してくれる、真面目で正義感の強い達郎。
そんな達郎が99回もお見合いを失敗しているだなんて…。昔の日本は一体どうなっていたというのか?この衝撃の事実には多くの人から驚きの声があがっている。
ボーナスは80万も無いしパッとしないし、加えて俺ならトラックに跳ねられる自信ある。 https://t.co/mz1hGoPpeI
— Tm (@gass_shy) May 15, 2016

出典 http://www.jpophelp.com
改めて考えてみればみるほど想像以上にハイスペックだった達郎。最終的にふたりは結ばれたわけですが、結局のところ薫はなかなかいい選択をしたということなのでしょう。
往年の名作ドラマを視聴する際はこういったところにも注目してみるとよりおもしろいのかもしれませんね。