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「酔っ払って変なところに力が入ってたのかも??」「暴れすぎちゃったかな??」という風に勝手に解釈している人も多いかと思いますが、実はその筋肉痛にはちゃんと理由があったんです!
それ「急性アルコール筋症」かもしれません。

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アルコールによって筋肉が破壊されることは「急性アルコール筋症」と呼ばれています
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この筋肉痛はアルコールの過剰摂取により筋繊維が破壊されるために起こります
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多くの場合、飲酒に慣れていない若い頃に発生するようです
なぜ筋繊維が破壊されるの??

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アルコールを摂取しますと、体はアルコールを分解し始めます。そのエネルギーには、たんぱく質が大量に使われるんですね。3大栄養素の内の1つで、筋肉を構成する重要な栄養素です
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このたんぱく質がアルコール分解のために大量に必要とされるため、体は筋肉の成長物質であるテストステロンの分泌量を減少させ、筋肉の分解物質であるコルチゾルを増加させてしまう
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これはつまり、筋肉を破壊しているということです。それが原因で筋肉疲労や筋肉痛が起こってしまいます
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筋肉を作るのが「タンパク質」というのは有名ですが、このタンパク質がアルコール分解で使われてしまうので、筋肉が破壊されるんですね。
症状としては、筋力トレーニングで追い込んだ翌日に似ています。しかし、筋トレによって筋繊維に微少な損傷を与えた場合とは違い、アルコールによって筋繊維が傷つけられた場合には超回復が起こりません
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筋トレによる筋繊維の損傷は超回復で更に筋肉がつきますが、アルコールの場合はそんな都合のいいことは起こりません。
注意)場合によっては慢性的に筋肉を減らしてしまう

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飲み過ぎた翌日に筋力が著しく低下するのとは違い、長期に渡ってのアルコールを摂取した場合では翌日に著しい筋力の低下や筋肉痛を実感することはありません
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毎日のようにお酒を飲んでいると、筋肉が破壊される自覚症状はないようですが…
徐々にではありますが、確実に「筋力が低下して筋肉が萎縮する」という症状が確認されています。これを「慢性アルコール筋症」と呼ぶことが出来ます
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気がつかないうちにどんどん筋肉が無くなっていってしまうらしいです!
またアルコールを飲むと筋肉を分解するストレスホルモンの分泌量が増え、筋トレの効果も出づらくなる
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筋トレをやっているから大丈夫!というわけでなく、その筋トレの効果自体が落ち込んでしまうんです…
その他にも原因があります
■脱水症状による影響

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アルコールの利尿作用により、筋肉の収縮に必要なカルシウムやマグネシウム、亜鉛などが尿と一緒に体の外へ出てしまう
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アルコールを分解する際には体の水分も使用され、脱水症状気味になります。この時、体内の電解質のバランスが崩れ、筋肉痛を起こしやすくなります
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■ビタミン不足

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ビタミンBがアルコールの代謝に使われるため、ビタミンが不足していると神経障害が起こり、筋肉痛や関節痛のような痛みが起こる
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これらの影響によって自律神経も乱れがちで疲労物質も蓄積しやすい状態になってしまうようです。
では、筋肉に影響の無いアルコール摂取の適量は??

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欧米の研究では「1日あたり60g程度のエタノール量であれば筋肉に悪影響を与えるリスクが少ない」とされています。ビールなら1.2リットル、ウイスキーなら150ミリリットルに相当する量です
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ビール1.2リットルは瓶ビール約2本分。ただ、この数値は欧米の「お酒に弱くない人」のための基準なので、遺伝的にアルコールに弱い傾向の強い日本人の場合であれば、半分程度の量が目安です。
それでも飲み過ぎてしまった時は…
■お酒を飲んでいる時、水も飲むようにする

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飲んでる最中に水を飲むだけでだいぶ症状が和らぎますが、スポーツドリンクにすればミネラルも補給できて筋肉痛になりにくくなる
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寝る前にスポーツドリンクなどを大目に飲むことです。筋肉痛の軽減に役立ちます
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飲めなかった時は寝る前にスポーツドリンクを多めに飲みましょう
■お酒を飲んでいる時、肉なども食べるようにする

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お酒を飲む時は、タンパク質系の食品も一緒に食べましょう。タンパク質にはアルコールの吸収をある程度緩やかにしてくれる効果があるそうです
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とにかく、あまり飲み過ぎないのが一番ですね。年末にかけてお酒を飲む機会もどんどん増えていますが、気をつけましょう。