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今やテレビで見ない日はない程の人気を誇る、俳優・吉田鋼太郎さん。ダンディな雰囲気と高い演技力が評価されており、多くの作品に出演しています。
さて、吉田さんのキャリアについてあまり知らない方もいらっしゃると思いますので、まずはこれまでの経歴から見ていきましょう。
舞台俳優から映像の世界へ

出典 http://blog.livedoor.jp
吉田さんが俳優を志すきっかけとなったのは、高校生の時に見たシェイクスピアの「十二夜」という舞台でした。
すっかりシェイクスピアに魅了された吉田さんは、大学進学後も「シェイクスピア研究会」に所属。
その後、劇団四季、シェイクスピアシアターなど名だたる劇団で活躍し、文字通り「シェイクスピア俳優」としての輝かしいキャリアを積んできました。
その実力は、演出家・蜷川幸雄さんにも高く評価され、同氏の作品にもよく出演しています。
舞台俳優として一目置かれる存在である吉田さんを、映画やテレビで頻繁に見るようになったのは、ここ数年のことです。
なぜ映像作品に出演しなかったのか、その理由について吉田さん本人が、2015年9月9日に放送された「徹子の部屋」に出演した際に語っていました。
20代の苦い思い出…

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「テレビ出演の依頼がなかったというのが第一」と明かすも、こんな苦い思い出も明かしています。
「20代の前半のころにちょっとした役で出させていただいて…」とそのきっかけを語りはじめた。
当時の吉田にとっては飛び上がるほどうれしいできごとで、友人や親戚など周囲に「今度テレビ出るんだぞ」と、ここぞとばかりに猛烈アピール。
無事に撮影を終え、オンエアをチェックしたところ、画面に映っていたのは自分の後頭部だけだった。
出典 http://news.mynavi.jp
テレビに出演するということは、やはり嬉しいこと。ちょい役であっても、自分の演技を多くの方に見てもらえる機会を得たことに、吉田さんは嬉しくなって周囲の方に報告したのです。
しかし、テレビの世界では「編集」が付きもの…いざオンエアを見たら、後頭部しか映っていなかったことに、ご本人曰く「ヘソを曲げた」そうで、以降映像業界に対して良いイメージが持てなかったことが、映像作品へ足を遠のかせていた理由でした。
さて、吉田さんは前述した通り、舞台での経験が豊富な俳優です。
やり直しがきかない舞台で培われた高い演技力は、同業者である俳優・女優からも高い評価を得ていました。
幅広い層から評価されている吉田さん

出典 http://www.otake-shinobu.com
同業者からも一目おかれる存在で、舞台で共演した小栗旬や大竹しのぶなど、吉田のことを尊敬していると公言している役者も多い。
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ベテラン女優の大竹しのぶさんをはじめ、プライベートでも仲の良い若手実力派俳優の小栗旬さんも吉田さんへのリスペクトを公言していました。
さらに、この方も…
吉田の舞台のリハーサルまで見学するほど大ファンだという東山は「僕は15歳からこの仕事をして清廉潔白に生きてきましたが、吉田さんは真逆な感じがして憧れる。今までどんなひどいことをしてきたのか…」とニヤリ。
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アイドル界のトップに君臨する東山紀之さんは、舞台のリハーサルも見学するほどのファンでした。
にじみ出る「チョイ悪」な雰囲気は、東山さんをも魅了しているようです。
しかし、高く評価されている吉田さんも、舞台と映像作品の違いからいくつかの課題を見つけています。
舞台と映像の違いで見つけたこと

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「どうしても演技をすると『セリフをしゃべって』しまう。テレビでは、もっと自然な、素人のような表現も必要。どうしたら『セリフをしゃべっていない』ように見せられるのか。その技術を身に付けたい」
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舞台と映像では、性質上セリフの表現も違うとのこと。これは、両方を経験した人でなければ分からない境地です。
また、こんなことも…
声を張ったスケールの大きい演技で知られるが、今回は声のトーンを抑えているという。「映像では目線など細かい動きが大事。まだ新鮮です」と楽しんでいるようだ。
出典 http://www.sankei.com
舞台では声を張る演技をしていますが、映像ではまた違うアプローチが求められているようです。
声の大きさも、舞台と映像で表現が違ってくるというのは、素人にはなかなか分かりません。
こうして見ると、俳優という仕事に全力投球している吉田さんですが、普段はこんな一面も見せていました。
意外な素顔が暴露されていたので、紹介します。
酔うと…

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2014年12月に出演した『おしゃれイズム』(日本テレビ系)では、酔うと必ず女性を口説くという性癖(?)も暴露されていた。
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お酒に酔うと、女性を口説いてしまう癖が過去のテレビ放送で暴露されていました。
また、舞台で共演したことのある溝端淳平さんは、こんなエピソードも明かしています。
“モテ”への意識が高い!

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吉田の俳優として一面を語り、舞台袖に帰って来て細かい演技指導をしてもらった後に「2列目から2番目の女の子カワイイな」と客席を見ていると語った。
舞台前に自分でメークをするのだが、舞台が終わると舞台前以上に念入りにメークをし直していると語った。
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お客さんの中で、可愛い女性をチェックしているようです。そして、メイク直しに気合いを入れていることから、モテに対する意識の高さも感じます。
カレーが大好きなのに…

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吉田さんは、大のカレー好き。しかし…
吉田さんはカレーが大好きだけど、飛び散らしながら食べるから、台本が開かなくなったり鏡前が汚くなって、小栗君が片づけることがあるとのこと
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食べる時にルーを飛ばしてしまうようで、小栗旬さんが片づけることがあるそうです。これは意外過ぎる素顔(笑)。
女子高生に言われた一言

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朝ドラに出て知名度がさらに上がったと話していて、たまたま通りかかった女子高生から吉田にだけに気づき、「リリー・フランキーさんですよね?」と言われてしまったという。
吉田鋼太郎が女子高生に“リリー・フランキー”に間違われたことについてよく間違われると話し、その時はそのフリをしたという。
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たしかにそっくり!上の画像の向かって左側が、リリー・フランキーさん、右側が吉田さんです。
あまりにもそっくりなので、巷では兄弟ではないか?という噂も流れましたが、実際は血縁関係にないとのこと。
ところで、頑なまでに舞台にこだわってきた吉田さんが、映像作品へ出演するようになったのは何故でしょうか?
調べてみると、年の離れた大親友・小栗旬さんが関係していました。
「俺が使うからやってよ」

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元々、吉田さんと小栗さんは舞台での共演がきっかけで、深い親交を持つようになりました。
出会った当初は、シェイクスピアの台詞まわしに苦労していた小栗さんを、吉田さんが指導するという師弟に近い関係でしたが徐々に距離が縮まり、やがて年齢差のある“親友”になったのだそうです。
吉田さんが映像作品に出演するきっかけは、そんな親友の小栗さんの誘いでした。
「小栗君が監督した映画に呼んでくれて。『テレビとか映画をやった方がいいよ』って散々言われて、『やった方がと言われても呼ばれないんだからやりようがない』と言ったら、『じゃあ俺が使うからやってよ』ということから始まった」と明かした。
出典 http://news.mynavi.jp
この言葉通り、2010年の初監督作品「シェアリー・サムデイ」に小栗さんは吉田さんを起用し、以降映像作品への出演が増えていきました。
小栗さん自身も親友の活躍を喜んでいるようで、こんな風にコメントしています。
VTR出演した小栗が、吉田の活躍について「俺との出会いがなかったら映像に出ていることはないと思う」と言い、「いつも、鋼太郎さんの収入の2割を俺によこせって言ってるですけど。だれのおかげで調子に乗れているんだっていう(笑)」と爆笑トークを展開。「確実に着るものがオシャレになりました」とブレイク後の変化も明かした。
出典 http://news.mynavi.jp
普通の50代と30代ではあり得ない関係性が、この二人では成立してしまうのです。
仲が良いからこそ「収入の2割をよこせ」というジョークも飛ばせるのでしょう。そして、吉田さんに対しての強い思いを小栗さんはインタビューでこのように話していました。
今では多くの知り合いの俳優たちも鋼太郎さんとつき合いがあるけれど、僕としては“俺らの世代で一番最初に鋼太郎を見つけたのは、俺だ”という自負があるので(笑)
出典 http://www.pia.co.jp
同年代の中でも、一番最初に吉田さんを見つけたという自負は、小栗さんの誇りでもあるようです。
年齢にこだわらず、幅広い年代と交流を持ち、同じ目線で交流する吉田さんの懐の深さも垣間見えました。