続きはコチラ
↓↓↓↓
イギリス政府は、走行中に電気自動車を充電することができる道路を建設する計画を明らかにした。
この道路は、磁気共鳴伝送方式を利用した、ワイヤレス送電技術が利用されるということだ。
画像出典:IEEE SPECTRUM
磁気共鳴伝送方式とは、2つのコイルを同じ周波数で共振させて送電する技術で、同じワイヤレス送電技術の電磁誘導方式ほどシビアではないため、ある程度の距離があっても送受電が可能なのだという。
あらかじめ道路側に埋め込んだコイルと、自動車側に埋め込んだコイルを共鳴させることにより、走行中にワイヤレスで充電することができるようだ。
今年中にも試験運輸を開始する予定だというのだが、問題となっているのは莫大なコスト。
イギリス政府は、「道路投資戦略(RIS)」と銘打って、今後5年間で150億ポンド(約3兆円)を投資することを発表しており、充電道路計画もこの一環だ。
しかし、イギリス国内のメディアなどからは、「電気自動車の充電のためにそこまでコストをかける必要があるのか?」といった疑問の声も聞こえる。