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イギリス、ボーンマスに住むローランは、8歳の時に脱毛症と診断された。そしてその診断からわずか3日後に、全ての毛を失ってしまったのだ。
中学では髪が無いために虐められた

出典 http://www.dailymail.co.uk
8歳の時に頭から全ての毛が抜け落ちてしまったローラン。中学時代はクラスメイトにも虐められた。そのため転校までしなければならなかった。しかし、ローランは脱毛症になって以来、一度もそのことで文句を言ったことがなかったという。
母のジョーは言う。「今まで色んなウィッグを試したんですが、どれも正しいサイズじゃなく、いかにもな見栄えで。しかも大人用のサイズだったから頭からずり落ちたりして。」
それでも2011年にはthe Little Princess Trustというチャリティ団体から、人毛を使ったウィッグを寄付してもらえたが、数年しかもたなかったという。
外出する時にはバンダナを巻いて出かけた

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これまで使用してきたウィッグがどうしても自然に見えない。それをごまかすために、ローランは外出時にはバンダナを巻いて出かけた。家にいる時はウィッグを外しているが、中学時代に虐められたトラウマがあり外では必ずウィッグを着用しているという。
そこで母が決心したのは…

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愛する娘の為に、普段はショートカットだった母が髪を伸ばし始めた。「娘の為に何かしてあげたいって思ったんです。」ある程度伸ばすまで3年かかった。そして伸びた髪をブロンドに染めた。
そしてバッサリとカット!!

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「伸びたブロンドの髪でローレンにウィッグを作ってあげたい。そのウィッグはきっとどのウィッグよりも自然に見えるはず。そしたらきっとローランも、自分に自信を持ち直してくれるわ。」
母ジョーの娘への深い愛と思いやりから出た行動だった。そして剃った毛をウィッグ専門店にオーダーメイドした。
普通、人毛を使ったウィッグは自費になり、500ポンド(約10万円)の費用がかかる。NHS(政府の予算で賄う無料の病院)でもウィッグは支給されるが、予算の都合上、人毛ではなく、見栄えも悪いし頭から滑り落ちやすい。
ジョーがしたのはウィッグのカスタマイズだったために、更に高額な費用がかかった。しかし、サリー州の専門店は通常1300ポンド(約26万円)のところを、特別に半額で引き受けた。
「素敵!!ほんとの髪が戻ったみたい!」

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「来月になれば新学期だから、きっと友達はびっくりするわ。こんなに自然に見えるなんて凄いわ。ママの髪の毛で作ってもらったからちょっとセンチメンタルな気持ちにもなるわね。」
今はもう既に髪が生えているジョーと喜びを分かち合うローラン。年頃の娘にとって母ジョーがしたことは、本当に意味のある素晴らしいことだと思う。